空気を読め/いやだ
集中しすぎて
点のなかに
入ってしまうから
そうするとまた問題が違ってきて
失敗したり台無しになることを言ってしまって
でも自分が集中しすぎないように自分を見張り続けているというのは
安心して生きた心地がしない。
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間違いばかり
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銀河をさまよう 杖をついて 空中を
足は悪くないのに びっこをひいて
私は貧しいという思い込みにより 塵やガスを
食べてさすらい どの次元の歓迎を受けても
冷や汗をかいて逃げ出す
そういう人に 私はなりたい。
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パーティーがあって
でもほとんどぼくの魂が震えるようなことはなかったから
これのどこが祭りだろうか
パーティーだろうか
パーティーを楽しんでいるふりをしながら
リッツでチーズをはさんだものを食べて回転しながら
全体ですごく悲しくなる
泣いて暴れてしまわないようにもっともっと強い演技をする
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集中しすぎて ツモる時に
マージャンパイをちぎってしまったり 折り曲げてしまってはいけない
そんなことを考えてしまうと
自然に振る舞う ということが結構むずかしい
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パーティー会場の受付で私は憤慨してしまった
受付だとか出口だとかいう概念を取り払うために、私たちはここに集まったのではないかということを
誰も本気でダンスするきはない
見ればわかる
みな、うまく踊ろうとしているだけだ
上手とか下手だとかいうことを越えるためにアートがあるのではないのか
汚い子どもたちが汚い修士課程をクリアして大学院を3秒で卒業したという
汚い生徒たちがマスゲームのなかで拍手しながら次にどいつをいじめようかと会議している
世界的なデザイナーがデザインしたしょうもないデザイン
流行はまた来年変わるから新しい服を買うのに疲れるよな
どうせ一番大事な時にはすべて脱ぐわけだし