2014-03-06 ■ 家族を持ってから 俺の詩はさえなくなった すべてをぶっちゃけることで 統合性をあらわにする詩の書き方だったので 守るべきものがあると かたちが崩れた だが子どもの笑顔をみるということは このよくわからない宇宙で 家族という根拠の無い結束で寄り添いあうというのは 詩作品の完成を犠牲にしても 有り余って美しく それは常に輝く夕陽のようであり 銀河の神秘を紐解くようであった けれどそうしていながら他の女の子に 俺は目移りする 矛盾してる 今も 俺は矛盾している 毎日 どんな時も 矛盾している 40歳になって 中年になっても 迷っている 人は。